「私ね、今日職場の人に怒られちゃった…」
「元気出せよ!切り替えていこうぜ!!!」
いきなりですが
ダメな例を挙げてみました。
皆さんは落ち込んだ人を見たときや、相談されたとき
励まそうとしていませんか?
その行為…
NGです!!!
仮に
自分が落ち込んだ時に
相手が「すぐに大丈夫だよ!なんとかなるよ!!!がんばれー!」
と言われます。
すると「どうして気軽にいうんだよ…あなたと私は違う…」
と思ったことはありませんか?
実はこの行為は励ますより「何も分からないくせに!!!」
と感情が働く可能性があるのです。
では落ち込んでいる相手にどう接すればいいのでしょうか?
その有効な手段が3つあるのです。
その手段を行うことにより相手を元気づけることが出来るのです。
では方法を紹介していきます。
Contents
同じ立場から話してあげる
「誰かを癒す秘訣とは?」
それはまず「同じ立場から」話をしてあげることです。
例えば
恋人振られた人を励ますのに
「あなたならもっといい人がみつかるよ」
この言葉を発した人の立場によって格段に意味が変わっていきます。
下の枠でいうと1番から4番までの順番で、癒され度合いが減っていきます。
その順番が「立場の近さの順」だからです。
1、恋人のいない同性の友人・・・・・・・癒される
2、恋人のいない異性の友人・・・・・やや癒される
3、恋人のいる同性の友人・・・・・全然癒されない
4、恋人のいる異性の友人・・・・・・・・やや不快
5、自分をふった恋人・・・・・・めちゃくちゃ不快
立場によって印象が全然変わりますね!!!
でも立場からでしか相手を励ませないの?
と思うかもしれませんがそんなことはありません。
次は…
同じエピソードを伝える
まず相手をなんとかして心から癒してあげたいのであれば出来る限り同じ立場で
何より先に「共感してあげること」です。
共感を示したあとで「自分にも同じようなエピソードがあったことを伝えてあげる」ことです。
出来れば、相手と同じようなエピソードがよいです。
※注意※
ここでよくあるのが男性に多いのですが
決してアドバイスや励まそうとしてはいけません。
一線を引かれてしまう可能性があります。
仮に相手が女性の場合
あなたのアドバイスで救われることを望んでいません。
女性はとにかく聞いてほしいのです。
まずは相手と同じぐらいのレベル(もしくはそれ以上つらい経験)を告白し、時間がたってから励ますのが有効です。
孤独を味合わせない
どんな人でも、落ち込むことはあります。それが極度に高まってしまうと
「この悲しみは誰にも分からない。自分一人だけの問題」
と気持ちを抱え込んでしまいます。
この状態はRASの記事にもかきましたが
負のスパイラルに陥ります。
ここで大事なことは「相手や自分の気持ちを孤立させないこと」です。
少しの間、一緒にいてあげるのもいいかもしれません。
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